ダイエットやボディメイクをしていく上で、ポジティブであることは非常に重要です。
ネガティブなままダイエットやをスムーズに進めることは極めて難しいと思います。
そこで、今回はメンタルについてお話していきます。
・ポジティブこそ成功の秘訣
・ゆるくても長く続けられる方法こそ大切
・1日くらいサボってしまっても影響はない
目次
メンタルが不調だとボディメイクは上手くいかない
何か嫌なことがあったときや気分が浮かないときにダイエットを頑張れる方は少ないと思います。
そして、それは非常に自然なことです。
私も普段からトレーニングをしていますが、仕事で疲れた時や気分が落ち込んでいるときはジムに行きたくないと強く思います。
健全な精神は健全な肉体に宿る。逆もまた然り
精神的に前向きな状態ではないとダイエットを頑張ることはできません。
逆に、体調が良くないと何かを頑張ろうという意欲も起こりません。
このように、心と体は非常に密接な関係にあります。
思考がネガティブだと活動もネガティブになる
気分が沈むと「家から出たくない」、「今日は仕事に行きたくない」など活動もネガディブになります。
なので、ボディメイクを続ける上でもネガティブにならないように努めることはとても大切です。
逆に、ポジティブな時は行動も活動的になりやすくトレーニングなどにもスムーズに取り組むことができます。
ボディメイクにメンタルコントロールが不可欠
これらのことから、ボディメイクをするにあたってメンタルを保つことが非常に大切になります。
運動やダイエット自体が嫌々スタートするのであれば、キツくなく不快にならないラインのところからスタートする必要があります。
停滞期になっても慌てない
ダイエットやボディメイクで一番やる気を削がれてしまうのが「停滞期」です。
停滞期は多くの方に訪れるものです。
そして、この停滞期によってダイエットが失敗に終わることも少なくありません。
停滞期に躓かないためにも、停滞期というものを理解して向き合う必要があります。
停滞期とは何なのか
ダイエットは生物的には体の蓄え(脂肪)を落としているということです。
ダイエットによって体の蓄え(脂肪)が無くなると、身体は危機を感じます。
すると、なるべく蓄え(脂肪)を減らさないよう省エネモードになり代謝が下がり痩せなくなります。
これが停滞期です。
停滞期はホメオスタシスという生物として自然に起こる防衛本能なのです。
停滞期こそいつも通りの生活を
今まで順調に脂肪が落ちてきていても、急に体重計の数字が止まると焦ってしまいますよね。
しかし、停滞期は体のメカニズム上どうしようもないことです。
また、決して体重が減らないからといって摂取カロリーや食事量を減らすようなことをしてはいけません。
停滞期に摂取カロリーや食事量を減らしても体重は減りにくい上に「食事を減らしても体重は変わらない」と余計に焦ってしまいます。
このような焦りから過度な食事制限等に走ってしまうケースが多いので、焦らず今までの食生活を心がけましょう。
大切なのは体重の減少ではなく「除脂肪」
体重計に乗って体重が減っていないと、今までの努力が無駄のように思えてしまうかもしれません。
しかし、大切なことは体重計に表示される数字を減らすことではなく、身体から余計な脂肪を落として理想の体を手に入れることです。
目先の体重にとらわれて無理なダイエットをすれば必ず失敗します。
なので、体重が変わらなくても気にしないようにしましょう。
ハードルは極力下げる
やる気がある最初の方にハードルを上げてしまうと、日々のボディメイクが苦痛になってしまいます。
なので、ハードルを下げることは、実はボディメイクにとってゴールへの最短ルートです。
キツさに比例して挫折する可能性も上がる
「〇ヶ月で〇キロ痩せた!」のような短期集中のダイエットは総じてキツさが伴います。
基本手に短期間でキロ単位減らすようなダイエットは挫折する可能性が非常に高く、またリバウンドする可能性も極めて高いです。
短期で痩せて維持できればそれは理想ですが、現実はそんなに甘くありません。
ただでさえ仕事や家事などで大変なのに、過度な減量の負荷が掛かれば当然破綻してしまいます。
少し物足りないくらいでちょうどいい
継続のコツは「もう少しやりたいな」と思うくらいで止めることです。
やる気MAXのモチベーションが落ち着いた時に、当初設定したボリュームに辛さを感じるようになってしまいます。
「少し物足りない」くらいが一番継続の可能性が高い理由としては、継続していく中で一回怠けてしまっても再スタートするのに辛くなく、それなりのやり応えも感じられるためです。
辛さが伴うダイエットやボディメイクは、一度止まってしまうと再スタートのハードルがグンと上がってしまい、そのまま挫折となる危険性が高いです。
物足らなさに焦らない
「少し物足りない」程度に止めていると、どうしても焦りの気持ちが出てきます。
しかし、継続が身に付き運動や食生活が習慣となるまでは「少し物足りない」というくらいのボリュームを継続しましょう。
そして、習慣化してからボリュームを増やしましょう。
ボリュームを増やして負荷を感じ始めたら、一度決めたボリュームでもすぐに下方修正してください。
ボディメイクの成功の秘訣は、理想の体型に見合う生活を習慣化する以外にありません。
運動の習慣化のコツはこちら
運動の習慣化にお悩みの方必見!ダイエットを続けるための秘訣甘さやサボりが出ても自分を責めない
ダイエットやボディメイクを継続していると、ついサボってしまうこともあります。
しかし、決して自己嫌悪に陥る必要もありませんし反省する必要もありません。
これは誰にでもあることですし、あなたの理想の体型を持っている方でも当然あることです。
そもそもボディメイクやダイエットは大変なもの
これはダイエットスタート時だからとか太っているからとかは関係ありません。
そもそも健康的な体型を維持するということは、大抵の人は気を遣わないとできません。
コンビニや外食など、日本は便利で美味しい食べ物に囲まれています。
お菓子も数百円のものでもびっくりするくらい美味しいものもあります。
運動好きの方だって、運動をサボりたくなる日も当然あります(私もあります)。
つい誘惑に負けてしまうことくらい誰にでもあることです。
一回サボってしまったり誘惑に負けてしまったからといって全てを諦める必要はありません。
あえてリフレッシュの機会と考える
ついサボってしまったり誘惑に負けてしまった日は、「気分転換の日」にしましょう。
「サボってしまったから明日から頑張ろう!」と意気込むと、翌日のプレッシャーになってしまいます。
なので、「今日は息抜きの日だった」ということにしてリフレッシュに専念すると良いでしょう。
頑張るかどうかはリフレッシュの日には考えなくて良いです。
それを考えてしまうとリフレッシュしきれず逆効果になるので、しっかりリフレッシュしましょう。
ただし、開き直ってのやけ食いやヤケ酒などはそもそも健康にも良くないので控えましょう。
適度に息抜きをする(チートデイ)
サボってしまうようなことが無いと思われる方でも、意図的にサボる日を作ると良いでしょう。
例えば、月に一回は一日好きなものを食べて良いとする「チートデイ」を設けるなどです。
続けるために息抜きこそすべき
ダイエットやボディメイクの開始初期はやる気に満ち溢れていて休憩など必要ないと感じると思います。
しかし、これは継続という観点から見ると好ましくありません。
日頃の生活に変化を加えるので、身体的にも精神的にも少なからず負荷が掛かっています。
自覚していなくてもストレスは掛かっているので、定期的に休みを取り入れましょう。
一日好きなことをしただけで全て台無しになることはない
1日でもサボってしまうと今までの努力全てが無駄になってしまうと不安に感じる方もいると思います。
しかし、1日好きなものを食べて飲んでしたくらいで簡単に元の体型には戻りません。
勿論そのような生活が2日、3日と続いていけば太ってしまいます。
なので、ストイックに頑張っている方も少し辛さを感じたら息抜きをしましょう。
即効性より継続性が大切|メンタル第一主義
ダイエットやボディメイクは継続がすべてです。
唯一のゴールは、理想の体型に見合った生活を習慣化することに他なりません。
ハードで即効性がありそうなダイエット方法は非常に魅力的に感じるかもしれません。
しかし、精神的な負荷が少なく継続性が高い方法の方が長い目で見たら一番ゴールに近い方法です。
精神的負荷が少なくネガティブな感情にならないラインをキープしましょう。
継続できる方法を維持することは、メンタルを保つために非常に重要な方法です。