女性のボディメイクにおいて、一般的に胸のトレーニングのイメージはないかもしれません。
しかし、胸トレは女性にとっても非常に効果的です。
今回は胸トレについてご紹介していきます。
胸トレのメリットをしっかり理解し、日々のボディメイクに取り入れていきましょう。
・胸トレはバストの垂れを防ぐ
・脂肪が筋肉に変わることはない
・筋トレは同じ部分を連日行わない
目次
胸トレのメリット
胸の筋肉は大胸筋と呼ばれ、鍛えている男性に発達がよく見られる部位です。
しかし、胸トレは女性にとっても非常にメリットがあります。
基礎代謝アップに効果的
胸の筋肉は、大筋群と呼ばれる筋肉の比率が多い部分です。
筋肉が多い部分を鍛えた方が筋肉の発達する割合が高まります。
そして筋肉量が増えれば基礎代謝も上昇し、脂肪を燃焼しやすい体に近づきます。
バストの垂れを防ぐ
バストはクーパー靭帯というものが切れると垂れていきます。
クーパー靭帯は、整形以外の手段で切れたものを再生させることができません。
しかし、胸トレをすることでバストの土台となる大胸筋を鍛えることが出来ます。
大胸筋を鍛えることで、クーパー靭帯にかかる負担を軽減します。
簡単に筋肉質・ボディビルダーのようにはならない
筋トレをしている方の上半身というと、ボディビルダーのような体を想像する方もいるかもしれません。
しかし、ボディメイク目的のトレーニングでは、高負荷なハードワークをこなし磨き上げたような体にはなりません。
そして、女性的な美しさを目指す上でも筋トレは不可欠です。
それは胸のトレーニングも例外ではありません。
ボディビルは脂肪をそぎ落とし筋肉の美しさを見せるもの
ボディビルダーの方は、コンテストで体が絞り込まれた美しい肉体美を披露します。
あの体は、ハードなトレーニングを年単位で継続し、緻密な食事管理によって筋肉を残しつつ極限まで脂肪を落とした継続と努力の結晶です。
ボディメイクとして筋トレを行ったところで、まずあのような肉体美を獲得することはありません。
脂肪が筋肉に変わることはない
よくある間違いで、筋肉を付けるためにまず脂肪を付けるというものがあります。
これは鍛えれば脂肪が筋肉に変わるという勘違いから来るものです。
実際には脂肪はあくまで脂肪細胞であり筋繊維に変異することはありません。
なので、胸トレをしてもバストがそのまま胸筋になってしまうということはありません。
おうちでできる胸トレメニュー
自宅でできる胸トレのメニューをご紹介していきます。
動画をチェックして正しいやり方を学んでから取り組みましょう。
プッシュアップ
プッシュアップは、腕立て伏せのことを言います。
メジャーなトレーニング方法でありながら負荷が強いトレーニングです。
出来ない方は、最初は膝をついて行うといいでしょう。
インクラインプッシュアップ
普通のプッシュアップは難しく膝つきは物足りない方は、インクラインプッシュアップがおすすめです。
机などを支えに行うと良いでしょう。
体重をかけた時にずれたりする危険性がないものを支えにすると良いでしょう。
胸トレで気を付けるべきこと
姿勢を間違えると関節を痛めてしまう
プッシュアップは腕の位置や曲げ方を誤ると肩を痛めてしまうことがあります。
しっかりとフォームを確認して行うようにしましょう。
連日行わないようにする
筋トレを行うと、体に疲労が溜まります。
自覚がない軽度なものであっても疲労は間違いなく蓄積されます。
筋トレをした次の日は筋肉痛やだるさが無くても疲労は溜まっています。
疲労が残っているときにトレーニングを行うとフォームが崩れたりケガに繋がる恐れがあります。
トレーニングした次の日はしっかりと休みましょう。
腕のトレーニングよりも先に行う
胸のトレーニングは副次的に腕にも負荷が掛かります。
先に腕のトレーニングを行うと、胸にしっかりと負荷がかける前に腕の疲労でこなせなくなる可能性があります。
なので、腕と胸を同じ日にトレーニングする場合には、必ず胸のトレーニングを行いましょう。
胸トレは効果大!是非取り入れよう
大筋群である胸筋は鍛えれば基礎代謝が比較的上がりやすい部位です。
また、バストだけでなく猫背の改善等の効果も期待できます。
ボディメイクをするにあたって、積極的に胸トレを取り入れていきましょう。
初心者向け|おうちでできるトレーニング 脚トレ編