「脚トレは太くなる」は誤り!細くなりたい人も脚トレをすべき理由

脚トレは脚が太くなってしまうから避けた方が良い。

一度は見聞きしたことはないでしょうか。

結論から言うと、脚トレをしただけで脚は太くなりません。

では何故「脚トレは太くなる」と言われるのでしょうか。

この記事を読んだら分かること
  • 脚トレをしたからといって簡単には筋肉は付かない
  • 座りっぱなしは下半身太りの原因
  • 脚トレはダイエットの効果大

脚トレするだけで簡単には太くならない

そう簡単に筋肉は付かない

私、脚に筋肉付きやすいから脚鍛えたくないんだよねー

筆者も実際にこのようなご相談を受けたことがあります。

しかし、筋肉はそう簡単に付くものではありません。

筋肉を目に見えて太くするには「太くしよう。」と意図的にトレーニングをして食事も意識をする必要があります。

なので、脚トレをしたからといって簡単に筋肉が付いて太くなるということはありません。

筋肉が付くメカニズム

筋肉が付く=筋肉が大きくなることを「筋肥大」といいます。

トレーニングをすることで、筋繊維(筋肉の繊維)が破壊されます。

そして、適切な栄養補給と回復を経ることで筋繊維は修復されます。

修復された筋繊維は以前よりも太くなって回復されます。

これを筋肥大、筋肉が付くメカニズムです。

筋肉を太くしていくには、これを効率的に行う必要があります。

高重量のトレーニングをしてたんぱく質を豊富に摂取し、十分な休養を取る。

これを数ヶ月繰り返して、ようやく目に見える形で太くなってきます。

なので、脚トレを始めたからと言って簡単には太くはなりません。

原因は筋肉の発達ではない

脚トレをしたら太くなった、という方のほぼ100%は上記のように高重量トレーニングとたんぱく質を沢山摂取することで太くなった、という意味ではないでしょう。

つまり、「脚トレをしたら太くなった。」と言う方の原因は、脚トレによる筋肉の発達ではない可能性が極めて高いです。

何故「脚トレは脚が太くなる」と誤解されるのか

何となく太くなった気がした体験がある

ダイエットを開始した初期などに、何となく脚が太くなったような感覚を覚えた経験はありませんか。

 
 

あれ?痩せた気がしない…というより太った?

すぐに効果は出ないと分かっていても、つい細くなったか見てしまうことはありますよね。

そうなると、元々気になっていたところを何度も見てしまうので、特段変化が無くても太ったように見えてしまうこともあります。

実際にそういう体験した人の話を聞いたことがある

 
 

え!?脚トレしてるの?やめた方が良いよー、私それでめっちゃ脚太くなったもん!

このようなことをお聞きになった方もいらっしゃるかと思います。

確かに、身近な方からの意見となると信ぴょう性を感じるかもしれません。

しかし、その方が嘘を言っているつもりがなくても、その方も勘違いをしている可能性があります。

脚トレに関わらず、しっかりと調べて正しい知識を付けていくことが健康的に痩せていくことへの第一歩です。

脚を使うスポーツ選手の発達した脚を見てそのように感じる

短距離走の選手やバレーボールの選手などの発達した脚を見てそのように思う方もいらっしゃるかと思います。

アスリートは日々過酷なトレーニングを積み、他の選手に負けない体を作っています。

身体を発達させ機能向上を図るアスリートとダイエットは別物です。

勿論、普通に脚トレをしてもアスリートのような体にはならないので安心してください。

本当に脚が太くなる原因

では、本当に脚が太くなる原因はどのようなところにあるのでしょうか。

運動不足

長時間のデスクワーク等の座りっぱなしにより、下半身の血流が悪くなると血行不良が生じます。

血行不良が生じると脚がむくんでしまい、脚が太くなる原因となります。

日頃歩く習慣の無い方は、ストレッチをしたり脚トレを行い血行を良くするよう心がけましょう。

塩分の摂りすぎ

体は体内の塩分濃度を一定に保とうとする働きがあります。

塩分を摂りすぎてしまうと、体は体内の塩分濃度を一定に保つために水分を多蓄えてしまいます。

これが下半身のむくみの原因となり、下半身太りにつながります。

・この二つに共通するところは「むくみ」です。

・脚のサイズが気になる方は、塩分摂取量と運動不足にも気を付ける必要があります。

・運動すれば運動不足解消になり、汗をかけば塩分が消費されます。

食べ過ぎてしまう

運動をすると、その反動で無意識に食べ過ぎてしまう方が少なくありません。

その過程で塩分過多となりむくんでしまったり、脂肪がついてしまうことがあります。

運動をしたからといって、多めに食べてもいいだろうと油断してしまうとあっさり太ってしまいます。

運動量が増えても、食事量は増えてしまわないよう気を付けましょう。

筋肥大

先ほどご説明した通り、筋肥大により太くするにはハードなトレーニングと適切な食事を繰り返す必要があります。

意図せず筋肥大により脚が太くなってしまうということはありませんので、この点は気にしなくても良いでしょう。

ダイエットにこそ脚トレ

血行が良くなり浮腫みが解消される

例えばスクワットなどのような脚トレをすることによって、脚の血流が良くなります。

そうなると、血行が良くなることでむくみの解消に繋がります。

また、血行が良くなると冷え性など女性の悩みの種の解消にも繋がります。

むくみと冷え性の解消、女性の天敵の予防にもなるので脚トレは是非行うべきと言えます。

脂肪を落とすのにも効果的

体内の筋肉量が増えることにより基礎代謝量が増加します。

基礎代謝量が増加すると、運動していない時間も脂肪が燃焼する量が増加します。

下半身は筋肉の割合が大きく、下半身の筋肉を鍛えることにより基礎代謝量も増加します。

なので、下半身のトレーニングをすることによって、全身のダイエットも効率的にすすめることができます。

むしろ、下半身の筋肉が全身の筋肉を占める割合は5 割を超えます。

これを考えると、脚トレはダイエットに不可欠のトレーニングと言えます。

冷え性の改善に繋がる

脚トレをすることによって、脚の血行が良くなります。

これにより、日常生活においても下半身の血流がよくなり、冷え性の改善に繋がります。

脚トレはダイエットの王道であり近道

全身を引き締まった身体にするのであれば、脚トレはその近道になります。

「脚トレをしたら太った。」という方々の大半は、トレーニングによって筋肉が付いたことが原因ではありません。

むしろ、脚トレはダイエットにとって非常に効果的なトレーニングであり、ボディメイク界隈では王道のトレーニングです。

なので、ダイエットを進めていくのであれば積極的に脚トレを行いましょう。

また、「脚トレをしているのに太くなった。」と感じたのであれば、食生活の変化などを疑いましょう。

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